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コラム

桐の特徴と性質

2017.01.20 / 桐について

『国のシンボル、国家の紋章たる崇高な植物。』

日本では、室町時代のころから皇室で桐紋が用いられ、その後戦国時代には織田信長・豊臣秀吉・徳川家康といった時の権力者が好んで用いたことで知られています。現在は日本国政府の紋章であり、世を束ねる者の象徴として崇められています。 桐はゴマノハグサ科の植物。木に同じと書くように木と同質の特徴を持ち、空気層の多さや保有成分が保存・保管に適していたことから、紋としてだけでなく、古くから高貴な素材として重宝されてきました。

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保湿性に優れる

桐は多孔質で、まるで発泡スチロールのように気泡状の独立した組織が密集してできていて、この空洞が湿気の多い時には水分を吸い、乾燥すると水分を吐き出すことで湿度を調整してくれるので、外気の影響を受けにくく、保温性・断熱性に優れています。 この空洞が湿気の多い時には水分を吸い、乾燥すると水分を吐き出すことで湿度を調整してくれます。

湿気に強い

桐は多孔質で水分を呼吸するように調節します。よって、桐を用いた収納具は湿度を一定に保ち中身を湿気やカビから守ります。高温多湿の日本で昔から桐箱が使われてきた理由の一つです。

抗菌作用

桐にはタンニン・パウロニン・セサミンという成分が含まれていており、ノミやカビの発生を抑制してくれます。衣類などを守るだけでなくアトピー喘息などの原因を抑え、空気が綺麗な空間で健康に暮らせるのです。

燃えにくい

桐の熱伝導率は低いうえに、着火点は425。℃と高く、非常に燃えにくい木です。万が一燃えても表面が炭化しやすく。、内部まで燃えるには時間がかかります。この優れた耐火性によって、桐は金庫の内張やお城の階段などに古くから利用されてきました。

柔らかさ

桐は他の木材に比べて柔らかく、弾力性があります。柔らかな肌触りは心地良さや温もりを感じさせ、昔から裸足で履く下駄の材料としても好まれてきました。